「自分の本音がわからない」そんなときは、心をノートに書いてみて。

はじめに

ふと気がつくと、
「今の自分って本当はどうしたいんだろう?」
「なんでこんなにモヤモヤしてるんだろう?」

そんな風に、自分の“本音”が見えなくなっていることってありませんか?

忙しさや周囲との関係の中で、知らず知らずのうちに“気持ちを置き去り”にしてしまうのはよくあること。

そんなとき、役に立つのが「書く」という行為です。

今回は、「自分の気持ちがわからない」「心が疲れてる気がする」という方に向けて、
ジャーナリング(感情を書き出す習慣)の効果と始め方を、やさしく丁寧にお伝えしていきます。

自分の本音がわからなくなるのは、あなただけじゃない

本音がわからない――それは、何かが間違っているわけでも、あなたの心が弱いわけでもありません。

むしろ、「ちゃんと生きよう」と頑張っている人ほど、心の声を後回しにしてしまいやすいのです。

日常は、やることや気を遣うことの連続。
「こうしなきゃ」「こうあるべき」と自分に課したルールの中で、気がつけば“本音”をしまい込むことがクセになってしまう。

それに、自分の本音を見つけるって、実はちょっと怖いことでもありますよね。

「こんなふうに思っちゃいけない」とか「わがままかな」とか、無意識のうちに気持ちにフタをしてしまうから、本音がどんどん見えなくなってしまうんです。

でも、それはあなただけじゃありません。
本音を見失うのは、「心ががんばってきた証」でもあるんです。

だから、まずは「自分の気持ちがわからなくなってるな」と気づくことから始めてみましょう。

書くだけで変わる。心が整っていく“3つの効果”

自分の本音が見えなくなったとき、ノートに書くという行動が思っている以上に大きな力を持ちます。

紙に書くことは、心の中の交通整理みたいなもの。以下の3つの効果が特に大きいんです。


① 感情が見える化される

頭の中にある思考や感情って、実はすごく曖昧。

でもノートに書き出すと、「私、こんなこと考えてたんだ」と初めて気づけることがたくさんあります。

モヤモヤしていた気持ちに「名前」がつくことで、感情が落ち着きやすくなるんです。


② 考えすぎのループが止まる

悩んでいるときほど、同じことをグルグル考えてしまいませんか?

書くことによって、思考の「出口」をつくることができます。

頭の中にあったものを外に出すだけで、心の容量に余白が生まれます。


③ 自分への優しさが育つ

ノートは、誰にも見せなくていいあなただけの場所。

だからこそ、「素直な自分でいていい」と許せるようになるんです。

感情を吐き出すことは、自分にやさしくなる第一歩。



「書く」という行動には、心の回復力を引き出す力があります。


ほんの数分、思ったことをそのまま書くだけで、じんわりと心が落ち着いていく感覚を、あなたにも味わってほしいです。

初心者でもできる!心が整うジャーナリングの書き方

「書くといいって言うけど、何を書けばいいの?」
そんな風に思う方も多いと思います。

実は、ジャーナリングに“正解の書き方”はありません。

でも、書きやすくなるコツはあります。


1. 朝でも夜でも「自分と向き合える時間」を選ぶ

静かな朝や寝る前の時間など、心が落ち着けるタイミングがベスト。

短くても5分、できれば10分くらい、自分と対話する時間をつくってあげてください。


2. 書き出しのフレーズを決めておく

最初は「今日は〇〇だった」「今、感じていることは〇〇」など、書きやすい“枕詞”から始めるとスムーズに言葉が出てきます。

例えば:

  • 「今日ちょっとしんどかったことは…」
  • 「今、本当はこんな気持ちかもしれない…」

など、自分にやさしく問いかけるスタンスで。


3. うまく書こうとしないこと

上手にまとめる必要なんて全くありません。
文が乱れても、矛盾していてもOK。

あなたの本音を安心して出せる場所が、このノートなんです。


ポイントは、「他人に見せるものじゃない」っていう安心感。

“書くことで自分とつながる”感覚を、大切にしてください🌱

さらに詳しく知りたい方はYouTubeにて
「ジャーナル 書き方」と検索してみて下さい🌱

ジャーナリングを習慣にするための3つのコツ

最初はよくても、続けるのって案外むずかしいですよね。

だからこそ、無理なく“続く仕組み”をつくってあげることが大切です。


① 「完璧にやろう」と思わない

毎日できなくても大丈夫。
3日に1回でも、1週間に1回でもOK。

“続けられるペース”こそが、あなたにとっての正解です。

1行だけの日があっても、白紙のままでもいい。

大事なのは、「また書いてみようかな」って思える気持ちを残しておくこと。


② 書くことを“特別な時間”にしよう

お気に入りのノートやペンを使ったり、
アロマを焚いたり、カフェで書いたり。

「書く時間=自分を大切にする時間」に変えると、自然と続けたくなります。

書くことが“癒し”になれば、習慣は自然と定着します。


③ 誰かと比べない

SNSなどで“丁寧な暮らし”をしている人の投稿を見ると、自分がダメに感じることもあるかもしれません。

でも、あなたの心に必要なのは「整った文章」より「正直な言葉」です。

誰かと比べるためじゃなく、自分のために続ける。
それがいちばんのコツ。


習慣化は「気合い」じゃなくて「環境」づくりから。

あなたらしい形で、気軽に始めてみてくださいね🌿

まとめ:書くことで、心は静かに整っていく

心がモヤモヤするとき、誰かに話すのもいいけれど、
「自分自身に向き合う時間」も、とても大切です。

ジャーナリングは、

  • 感情の整理
  • 思考のデトックス
  • 自分への理解

この3つを一気に叶えてくれる“心のセルフケア”。

しかも、紙とペンさえあれば今すぐ始められるというシンプルさも魅力です。

「どうせ続かないかも」と思っても大丈夫。
まずは3日間だけ、自分と向き合う時間を試してみてください。

書くことで、少しずつ自分との距離が縮まり、心に優しさが戻ってきます。

あなただけの“安心できる場所”を、ノートの中に作っていきましょう。

きっとその時間が、あなたの心を少しずつ癒してくれるはずです。

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