やらなきゃが消える。暮らしに効く“先回り”習慣
目次
はじめに ~毎日なぜか追われてる人へ

なんでだろう。
やらなきゃいけないことは、いつも山ほどある。
片づけ、洗濯、買い出し、支払い、連絡、身支度…。
頭の中は、
「あとでやるから」「今日中には」「明日でいいか」でぐるぐるしっぱなし。
そんな日々に、ふと疲れませんか?
実は、毎日の「追われてる感」は、ほんの少しだけ先回りすることで、スーッと消えることがあります。
先回りって、なんとなく「テキパキした人」がするものってイメージがあるかもしれませんが、実はもっとゆるくて、生活の流れにそっと仕込むようなものなんです。
このコラムでは、「暮らしに効く“先回り”習慣」を紹介します。
毎日ちょっとラクになる、そんなヒントになれば嬉しいです。
1. 翌日の“自分”のために動く習慣

🌙「夜の3分」が、朝の自分を助けてくれる
たとえば、
・明日の服を寝る前に決めておく
・朝ごはんの器だけでも出しておく
・ゴミ袋だけ新しくセットしておく
それだけで、翌朝のバタつきが少しだけ減ります。
💡 “やる気がある時にやる”は卒業しよう
「余裕がある時にやる」は理想だけど、毎日そんな時ばかりじゃありませんよね。
だからこそ、「疲れててもできる」小さな先回りをひとつ持っておくのが大事です。
最初は「面倒だな」って思うかもしれない。
でもやってみると、「あ、これ朝の私が助かったやつだ」って、じわじわ効いてきます。
2. ルーティンを“先に決めておく”という先回り

🕰️ 習慣は「思考の手間を減らす工夫」
毎日の「何しよう?どうしよう?」って悩む時間、意外と多いです。
それを減らすには、「迷わなくていい仕組み」を用意するのがコツ。
たとえば、
- 洗濯は火・金の朝
- 週末の昼ごはんは冷凍うどん
- 日曜日は掃除機+布団干しの日
こんなふうに、選択肢を減らすこと=自分を楽にすることだったりします。
📆 曜日ごとに「ゆるく決める」くらいがちょうどいい
先回りって、完璧に予定通りに動くことじゃなくて、「悩む手間」をあらかじめ減らすことなんです。
「また今日も、何もできなかった」って落ち込むより、「今日は金曜だから洗濯OK」「日曜だから気にしないで昼寝しよう」って、ルールに頼るだけで、心の負担も減るんです。
3. 片づけは“ついで”でいい。だからこそ習慣になる

🧺 “ついで”にちょっと動くだけで散らかりにくくなる
「家が散らかる」って、実は“片づけができない”というより、「片づけのきっかけがない」だけだったりします。
たとえば、
- トイレのついでに床を拭く
- 帰ってきたらついでに玄関の靴を並べ直す
- 朝歯を磨いたあと、洗面台をサッと拭く
こんな“小さなついで片づけ”を習慣にするだけで、
「気づいたら散らかってる」の頻度が、確実に減ります。
4. 「後回しにしそうなこと」ほど、前倒しが効く

📩 支払い・ゴミ出し・予約…思い出したら即メモ or 即やる
「あとでやろう」と思ったことって、結局忘れてたり、面倒になったりしませんか?
そういう“後回ししがち案件”は、気づいた瞬間がベストタイミングです。
- 郵便物を見た瞬間に支払う
- 買い物したものを冷蔵庫に入れながらメモも書く
- 歯医者の予約を思い出したらその場でLINE予約する
「思い出した時点で1アクション」が、
“やらなきゃ”の渋滞を防ぐ最強の先回りになります。
💡 どうしても無理なら「メモに逃がす」
今できないなら、「やることリスト」に逃がす習慣でもOKです。
脳の中に「忘れないように…」と抱えていると、それだけで疲れてしまうので、外に出す=安心する=空き容量ができるという流れが作れます。
5. 自分の「だらっとする時間」も先に確保しよう

🛋️ 先に休む予定を作っておく=暮らしにゆとりが生まれる
先回りって、何も全部「頑張る」方向じゃなくていいんです。
あえて先に“サボる時間”をスケジュールに組むことも、立派な先回り。
- 金曜夜は何も予定を入れない
- 昼寝を予定表に書いておく
- 「この30分はテレビ見る!」と決めておく
あらかじめ「この時間はなまけていい」ってわかっていると、その前後の行動にもメリハリが生まれて、結果的に効率が上がるんです。
💬 休むことに、理由はいらない
頑張るのがえらいんじゃなくて、ちゃんと休めるのが“賢い”暮らし方。
先に休む時間をつくることで、焦りも罪悪感も減って、毎日が少しずつ「ゆとりモード」になっていきますよ。
6. 「使いやすく整えておく」も立派な先回り

🧹「しまう」より「使いやすく出しておく」
- 掃除道具は1ヶ所にしまうより、場所ごとに配置する
- ハサミ・ペン・メモなどは“必要な場所”に複数置く
- 調味料やおたまは引き出しよりも“ぶら下げ収納”で取りやすく
使いたい時にスッと手が届くと、行動までのハードルが激減します。
結果的に、「またやる気が出たらやろう」じゃなく、
“今やっとこ”につながりやすくなる=未来の自分がラク。
🪴 暮らしは“ちょっと先を想像する力”で整っていく
「これ、あとで困らないかな?」「ここ、毎日使う場所だな」
そんなふうに未来の自分を想像する目線が、
暮らしをグンと快適にしてくれます。
まとめ:先回りは、がんばらない“やさしい仕組み”です

「やらなきゃ…」に追われる毎日って、想像以上に心の体力を奪っていきます。
だからこそ、ほんのちょっとだけ先回りすることで、
未来の自分をそっと助けてあげる。
それが、“がんばらない暮らし”への近道なんです。
・夜の3分で朝を整える
・ルーティンで迷いを減らす
・ついで片づけで家を軽くする
・「だらっとタイム」もあらかじめ決めておく
どれも「完璧な仕組み」じゃなくていい。
今のあなたが、無理なく続けられるやり方で十分です。
未来の自分が「あ、助かった」って思える小さな先回り、
今日から、ひとつだけ始めてみませんか?

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